苦手なドクターとの接し方

苦手なドクターとの接し方

私が今もっとも苦手!と思えるドクターが、施設の嘱託医です。

私が勤める特別養護老人ホームには常勤のドクターはおらず、近隣の開業医が診察をして薬を処方しています。

このドクターが地元でも有名な偏屈な方なんです。
開設当初から勤めるこの職場で一番の苦労がこのドクターへの接し方でした。

何度も何度も逆鱗に触れながら、関わり方を検討し、最近ようやく信頼関係が出来てきました。


まずドクターに報告する際は、前持って患者さんの既往歴、経過をFAXで報告します。
その後、電話にてドクターの意見を聞きます。

最初の頃は意味もわからず電話でキレられ、ガッチャリ電話を切られたこともしばしばありました。

しかし、ドクターだっていきなり電話で答えを求められても、何の情報もなしに判断は出来ませんよね。自分たちに否があったと反省しています。

最近は、その後の状態などをドクターから心配して電話をくれるようになり助かっています。


また、週に一度回診があるのですが、これがまた大変でした。

患者さんの訴えに耳を傾けることもなく、時には嫌味、暴言。回診後に不穏になる方まで出る始末です。

そこで、必ず回診の前に前回の回診からの患者さんの様子、処方を頂いた後の経過など細かく記載しドクターにFAXしました。

そして、回診の時にどんな薬が欲しいとか、こうして欲しいという思いを伝えるのではなく、事前にお知らせした情報と、診察からドクターが判断して再度処方を出す事が出来るようにしました。

それからは、ドクターも当たりが柔らかくなり、最近ではジョークなどまじえながら患者さんと会話をしてくれるようになりました。


最初は、なんて嫌な医者だろうと思っていましたが、実はとても真面目で適当なことは出来ない立派なドクターなんだな...と感じています。

医者の態度を見て嫌だな...と思うことで終わらせず、なんでそうなるのかそこにある真意に気付き接することも大切だと今は思っています。
とはいえ相変わらず苦手感はなくなりませんが...。

2015年5月11日|